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つながり天国61-何をアピールするのか―要約資本論26

日記・小説、文学・恋愛
01 /19 2019
何をアピールするのか
 例えば政治的な主張をする、経済的な主張をする、思想的、文化的主張をする、などなど色々とあることだろう。
 精神的主張と、肉体的主張に分けられるかもしれない。知的主張と、実践的、行動的主張か。個人的と組織的にも分けられるか。
 平和的主張と、軍事的、暴力的主張もあるか。アメリカは中東で何人殺したのか。その米軍のために、辺野古に新基地を作るという。誰を殺すためなのか。
 あるいは、男と女のつながりでは、お互いの性的魅力をアピールするかもしれない。それとも男は経済的魅力をアピールするのか。男女で経済的な差別のある職業の、仕事上の環境では女性の地位は低い。賃金差別がある。女性の経済的自立が議論されたりする。そうなってこそ男女は平等だろうとか。
 仕事上、職業上、技術上などでの能力や地位での差をアピールするかもしれない。そうした差別を強調するのに、学歴や入学試験だとか、資格試験、あるいはさまざまの賞、芥川賞だの、直木賞だの、さらにはノーベル賞だのと言ったものもある。

 支配者のために役立つものなのか、逆に支配された者のために役立つものなのか
 こう考えると、さまざまの主張や能力、資格、地位、賞などといったものの価値は、誰のためのものかで判断が分かれることだろう。自分にとって、あるいは労働者にとって役立つものなのか、それとも支配者、資本家にとって役立つものなのか。受け取る立場で違ってくることだろう。
 例えば、「首を斬る」という言い方があるが、解雇される労働者にとっては、生きるか死ぬかといった、実際に首を切られるような状況になるかもしれない。しかし、経営者、資本家にとっては、「合理化」でより経営を改善するとか、会社にとっては良いことといった意味があるだろう。リストラ―企業の買収、合併、不採算部門の整理、人員削減などの手段によって、事業内容を再編成すること。
 日産のゴーン前会長は平成26年、27年、28年の年間の報酬が10億円超だと言ってたと思ったら、実はそれぞれ約20億円だったといわれる。少なく発表していたのだ。労働者が年収500万円だとしたら、400人分の報酬だったのだ。沢山の労働者が作り出したものを、奪っている。搾取している。
 その裏で、2万人とかの労働者の首が切られ、沢山の下請け企業が仕事を失ったといわれる。それが合理化であり、「素晴らしい経営者」と褒めたたえられたのだった。何のための会社なのか。何のための生産なのか。素晴らしい「フランス人」だ。
 何がアピールされているのか―誰のためか、何のためか―やはり区別して考えることが必要だろう。

 要約資本論26
(76)<要約>金での簡単な相対的価値の表現は、価格の形である。
 亜麻布の「価格形態」は、2ポンドが2オンスの金の貨幣の名前であるなら、20エルレの亜麻布=2オンスの金=2ポンドである。
 貨幣形態の本質をとらえる困難さは、一般的な等価形態を、つまり形態Ⅲをとらえることだけである。
 簡単な商品の形態は、貨幣形態の萌芽(ほうが)である。
 
 <おもしろく>
 20エルレの亜麻布=一枚の上衣から始まった話はここで終わる。
 第三節価値形態または交換価値、が終わる。
 第三節は、A、B、C、Dと、4つに分かれていた。
 (A)簡単な、単独な、または偶然的な価値形態では、相対的形態と等価形態が論じられた。
 相対的価値形態と等価形態は矛盾としてとらえられた。
 20エルレの亜麻布=一枚の上衣
 (B)全体的な、または展開された価値形態ではさまざまの商品が亜麻布の等価となった。特殊な等価という。
 20エルレの亜麻布=一枚の上衣
             =10ポンドの茶
             =40ポンドのコーヒー
             ……
 (C)一般的価値形態では亜麻布が様々の商品の等価形態となった。
 一枚の上衣     =
 10ポンドの茶    =  20エルレの亜麻布
 40ポンドのコーヒー=
 ……
 (D)貨幣形態はこうなった。
 20エルレの亜麻布=
 一枚の上衣     =  2オンスの金
 10ポンドの茶   =
 …… 
 ここでは、亜麻布は相対的価値形態に戻り、金が等価形態となった。金は貨幣商品になり、さらに、2オンスの金は2ポンドと価格形態となった。
 このようにして、貨幣が生まれた。貨幣とはこうゆうものなのだ。
 A、B、C、Dと、相対的価値形態と等価形態の関係、矛盾が発展している。この矛盾が全体を貫き、矛盾が発展して、貨幣が生まれた。
 貨幣という不思議なもの。金の世の中。金が敵の世の中。
 等価形態の三つの独自性について見たように、今、貨幣が等価形態になったのだから、貨幣は三つの独自性を持つことになる。
 貨幣は交換価値なのに使用価値のように見える。
 また、抽象的人間労働なのに、具体的労働として表われる。
 さらに、貨幣商品を作るのは私的労働であるのに、社会的労働になる。このようにして、他の商品と交換される。
 そのようにして、貨幣が独り歩きする。
 例えば、一個100円のリンゴは食べておいしい、栄養になるという使用価値を持つ。しかし、貨幣100円には何ら使用価値はない。100円を食べることはできない。リンゴがないなら、リンゴは買えない。
 そうであるのに、使用価値があるように見える。何か役に立つように見える。
 貨幣商品―一商品でしかない金が、人を支配し、世の中を支配する。単なる道具でしかないようなものが、逆転する。主人になり、人間を支配する。
 それを単に商品に過ぎないと、再逆転することが必要ではないか。金の支配と闘う。反抗する。
 支配されているという現実から出発して、どうその支配を打ち破るのか、考える、抵抗する。反抗する。闘う。
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つながり天国60-俳句と川柳―要約資本論25

日記・小説、文学・恋愛
01 /18 2019
俳句と川柳の違いはあるのか
 俳句は季語とか切字とかがあり、自然などの映像を通じて、何かを表現するもののようだ。川柳はというと、人物や事件などの描写を通じて、人間を中心にして、穿つ(うがつー人が目を向けないような点を掘り下げる)、軽み(しゃれた、余韻のある後味)、笑い(つい笑ってしまうユーモア、軽妙さ)を追求するもののようだ。
 しかし、俳句には無季の句(季語がない)とか、つい笑ってしまう句もあるだろう。人間を描写したものもある。その境をはっきりさせることは難しいし、あまり必要がないのではないか。
 朝日川柳(1月18日)から
 ★海荒るる大英帝国遠くなり      静岡県 篠原三郎
 ★天才が努力をすると追いつけず  兵庫県 野々口直秀
   先日引退した横綱稀勢の里―「努力で天才に勝ちます」と中学卒業文集に書いたのだとか。
 私の句
 ★産業革命産業がなくなり沈むイギリス 
 ★日本もまた産業がなくなり沈む島国
 ★努力する理由があれば天才になる
 イギリスは金融帝国に変わっていった。日本も世界の金貸し国、債権国へと変わっている。イギリスの後を追って沈むのか。それとも、産業を復興するのか。どうやってか。アメリカのトランプは、アメリカの産業を復活させるというが、ウォール街は金貸しで儲けているのではないか。復活など考えていないだろう。中国やインドなどの新興国が発展していくのだろうか。
 最初からの天才などいないのではないか。才能の違いはあっても、長年の努力なしでは開花しないだろう。努力させるものは何か。それが問題だ。
 あなたも俳句、川柳を作ってみてください。
 要約資本論25
(74)<要約>形態Ⅰから形態Ⅱへの移行、形態Ⅱから形態Ⅲへの移行、これらの移行では本質的変化が生ずる。
 これに反して、形態Ⅳ(貨幣形態)では亜麻布の代わりに金が一般的等価形態をとる以外は、形態Ⅲと何らの区別もない。金は形態Ⅳにおいては一般的等価である。亜麻布が形態Ⅲでそうであったように。
 進歩は、一般的等価形態が社会的習慣によって、金という商品の自然の形とくっついたという点だけである。

 <おもしろく> 
 金という商品が一般的等価になった。
 金。尊いとか素晴らしいとか思われるかもしれないが、あくまで金は商品なのだ。金がそうゆうものとして選ばれた。
 1971年ニクソン・ショック。金とドルとの交換が停止された。いわゆる金本位制が崩れた。ドルとリンクしていた円も、金と交換できなくなった。紙幣は兌換紙幣(だかんしへい)ではなくなった。金と交換できなくなった。
 ドルは基軸通貨と言われる。基軸通貨―国際通貨として広く使用され、各国通貨の価値基準となる通貨。第二次大戦後のドルや戦前のポンドなど。
 兌換紙幣ではなくなったから、その発行量の歯止めを失った。いくら発行しても良いのだ。金と交換しなくてよい。「紙切れ」なのだから。
 ドルも円も信用を失ったといえる。
 その結果どうなつたか。
 1973年変動相場制へ。ドル安。
 1981年レーガノミクス―ドル防衛策。
 1985年G5のプラザ合意―ドル安円高へ。
 1989年日本バブル経済。
 1990年バブル崩壊。不況へ。
 1995年アメリカ、ドル高円安政策。資金がアメリカに流れ込む。
 1998年ヨーロッパ、EU 単一通貨ユーロ発足。
 2000年アメリカ、IT バブル崩壊。
 2008年アメリカ、リーマン・ショック。金融バブル崩壊、ドル安へ。金融経済化が進んでいることを改めて示した。
 2014年アメリカ、リーマンショック対策として続けてきた大規模な金融緩和でバブルの様相。金融引き締め、ドル高へ。
       中国、バブル経済崩壊。ブラジル、インドネシア、ロシアなど新興国、資源国が、石油や鉄鉱石などの資源価格の低         下、資金のアメリカへの還流などで通貨安、不況へ。
 2018年アメリカ、好景気。金融規制を緩める。ドル高へ。
       トランプ政権―工場の海外移転反対、国内に作れとか、輸入品に高関税をかけるなど、保護主義を取り、自由貿易に       反する動き。中国、EU、日本などと、貿易戦争の様相。さらに中国からの輸入品に高関税をかけるとか。発展途上国は       通貨安に見舞われている。
 世界はアメリカの独占資本のための、勝手気ままな金融政策に振り回されいる。そうして、バブル経済とその崩壊という激しい変動を繰り返している。
 2018年、アメリカはバブルの様相を呈している。金融経済化が進んでいるのだ。そうであるのに金融規制を緩めているとか。
 アメリカは工場の海外移転で衰退した。製造業を復活できるのか。それとも金融経済化を推し進めるのか。日本はどうなのか。
 日本やEUは大規模な金融緩和を行っているが、いずれその反動が出て、大混乱になるだろう。改めて4章で、現代の問題を検討してみる。

(75)<要約>金は、範囲の広い、狭いはあっても、一般的な等価として働くようになる。
 金がその地位を独占すると、それは貨幣商品となるのであり、貨幣商品になった瞬間から、初めて、形態Ⅳ(貨幣形態)が形態Ⅲから区別される。
 一般的な価値形態が貨幣形態へ転化したのである。

 <おもしろく>
 金が貨幣商品になり、貨幣形態へと変化した。貨幣になった。
 貨幣商品。貨幣としての商品。食物商品。衣類商品。住宅商品。そうして、労働力商品。労働力としての商品。
 商品なのだから売り買いされる。いわゆる円を買うというのではない。為替取引ではない。貨幣商品。
 リンゴを一個百円で買った。逆にいうと、百円はリンゴ一個で買われたのだろう。百円は商品なのだ。貨幣は商品である。

  

つながり天国59-孤独の電話―気力、体力の充実を

日記・小説、文学・恋愛
01 /16 2019
孤独の電話―気力、体力の充実を
 ★つながろうとしないと負ける冬雲に
 ★冬雲消え太陽生気を注入する
 
 気力が衰えると、体力も衰えるだろう。体力が衰えると、気力も衰えるだろう。
 体力を高め、気力を高めよう。やる気、気力、闘う意欲、情熱、目標、希望。
 気力が衰えると、孤独を感じ、孤立感や喪失感に悩まされる。静寂。しーんとして、一人だなあと寂しくなる。
 そうした時、やはりつながる努力をしよう。親兄弟、子供、友人、知り合い、仲間などに、電話してみよう。メールでもいい。
 話してみよう。呼びかけてみよう。つながろうと努力してみよう。私に電話しても良い。
 私たちは 沢山のものに囲まれて生きている。電気一つとってみても、沢山の労働者の労働のおかげで、電気を使うことができる。そうした沢山の労働者、人々とつながっている。あなたと私はつながっている。労働を通じてつながっている。
 しかし、単に電気代を払って電気を使っているだけ、という見かけが生まれる。資本主義はつながりを、人と人の関係を隠してしまう。物と物との関係しか見えなくなる。生き生きした人間のつながりが消えてしまう。
 つながりがあること、つながろうと努力すること―そうしないと資本主義に打ち負かされてしまう。つながりがない、関係ないと思わされてしまう。関係がある。負けてはいけない。つながりがある。
 孤独、自殺、孤独死。人は一人では生きていない。つながって生きている。つながろうと努力しよう。つながろう。
 冬雲が消えたら、太陽がきらめく。太陽は温かい。生気を取り戻そう。
 負けてたまるか。生きよう。つながろう。
 

つながり天国58-孤独の電話―見かけから真実へ

日記・小説、文学・恋愛
01 /15 2019
孤独の電話
 孤独を感じ、誰かと話したい時、話し相手になります―孤独の電話―080-1012-5559番へ
見かけから真実へ
 太陽は東から昇り、西に沈むように見えるが、実際は動いていない。動いているのは地球。自転しながら、太陽の周りを回っている。コペルニクスが発見した。
 どうやって見かけをひっくり返したのだろうか。
 店のリンゴを100円出して買う。ここでは、リンゴと100円が交換された。物と金が交換されただけのように見える。人と人の関係はないかのようだ。
 しかし、リンゴを栽培するにはたくさんの労働がある。100円を得るにはまたたくさんの労働がある。だから、リンゴと金の交換は労働と労働の交換であり、人と人の関係がある。
 人と人は関係ないのではなく、関係があるのだ。つながっていないのではなく、つながっている。
 このつながりがあるということをしっかりとつかみ、大事にしよう。
 こうしたことはマルクスが発見した。それを資本論で述べている。
 マルクスは素晴らしい。
 

つながり天国57―新春

日記・小説、文学・恋愛
01 /04 2019
新年おめでとうございます
 新しい年が、日本の、世界の労働者、人民により良い年となりますように。
      中央線特別快速に乗って
  ★新春電車人いっぱいいることが良い
  ★特快が突き抜けていく初春
  ★新春や赤黒茶紫四つのトランク二人して
  ★新春2時間待ち白黒パンダでんぐり返る
  ★2590キロ象さんも新春
  ★サル山のてっぺんでアベサルの新年
  ★新年車逆走人民を殺してはいけない
  ★見えそうで見えない結露の向こう新春の青
  ★新年星が輝く当り前に貧しい労働者当り前に
  ★初日の出太陽は動かない資本主義という常識をぶっ壊せ

susumumusi

戦後を生きてきて、70余年。今頃ブログなどとなかなか難しい。ぜひ分からないところをいろいろと教えてほしい。あれこれと経験した中で、何か若い人にも参考になるところがあるような、そんなブログになったらよいのだが。FC2ブログへようこそ!